2025/09/01 13:58

市を跨ぐくらいの地域差で、ぶどうの育成は5日~1週間は違ってきます。
採り始めも、旬も、収穫終わりも、1週間くらい違います。

低地と山間部(ちょっと見上げるくらいの高低差)でも、差があります。
冷害も熱害も地域差で変わってきます。

今年はこのあたりの地域ではシャインマスカットが不作です。
房数は十分にあります。糖分もあって美味しいです。
でも粒が大きくならない房がいくつかあります。
脱粒してカタチが整わない房もいくつかかあります。
友人に聞くと、彼の畑では2割程度と言っていましたが、収入減が見込まれるそうです。

JAには出荷出きます。
従ってスーパーなどの店頭には、変わりなく商品が並ぶでしょう。
しかし、農家直送のいわゆる「送り」と呼ぶ商品にできる数は、かなり減る見込みです。

その友人は、例年だと3~4週間ほど対応する「送り」を、今年は2週間もせずに打ち切るそうです。
この後に採れる房に「送り」の自信はないと言っていました。
別の農家さんも同様で、今後は採ってみないとわからないから約束できない、と言われました。

地域差を考慮し、いくつかの農家さんに協力いただいているので、「果選や」でのシャインマスカット販売はまだストップしませんが、今年はそういう厳しい年であることを知っていただきたいのと同時に、農家直送のプレミアム感を認識していただければと思い書きました。

地元応援!